ある写真展
        ≪ある写真展≫

        先日、ある写真展を見た。
        アマチュアのグループ展だが素晴らしかった。
        グループ展だが統一したテーマのもと
        それぞれがそのテーマに沿って組み写真を構成していた。

        この頃、世の中がキナ臭い。
        危機意識を持ち、平和を願うこのグループは「平和」を希求するべく
        テーマをこの点に据えた。
        大きいものはA1くらい、小さくてA3ノビ。

        この手の作品展は「スローガン」はりっぱだが
        中身は今ひとつと言ったものが少なくない。
        しかし、この作品展は良かった!

        「石の鐘」と言う作品は特に私の胸を打った。
        この組み写真にはたまたま通りがかりに見た人も感動して
        「この写真集が欲しい!買いたい。」と申し出ていた。
        このグループはそれぞれの作品を手づくりの作品集にしていたのだ。


        「石の鐘」は長野の称名寺の梵鐘である。以下、その概要。
        長野県の北部、信濃町と飯山市との境にある集落・富濃。そこにある浄土真宗本願寺派称名寺には「梵鐘記念 昭和十七年十月」と刻銘された石が吊るされています。
        昭和16年に公布された国家総動員法にもとづく金属回収令によって、生活のなかにあるあらゆる金属類は根こそぎ回収。称名寺の梵鐘も、昭和17年、門信徒の手によって戦地に送られました。大砲の弾丸になったとも言われています。門信徒は寺の近くにあった石をそこに吊るしました。70年以上を経たいまも「石の鐘」はそのまま沈黙しています。
        なぜ、石の鐘のままにしているのか。こたえのてがかりは、この寺の女性の僧侶、佐々木五七子さんの、この言葉。
        「いま、世の中は平和ですか? 平和ではありませんね。こうしているあいだにも、戦車や爆撃による殺し合いで、なんの罪もない子どもや老人、赤ちゃんまでもが死んでいます。そういう戦争がなくなったら、石の鐘は下げてとりかえましょう」

        この写真の前で胸が熱くなった。
        私もこんな写真が撮りたい。
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        【2017/04/20 21:50】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
        さくら
        ≪さくら≫

        気分転換にお花見に出かけた。
        車を運転しないから
        あまり出かけない。
        決して行動的ではない。

        桜は古木が良い。
        幹の渋さと花びらのみずみずしさ。
        私はお花見をゆっくりする時間がこれまでとれなかった。
        いつもそのシーズンは忙しくて、あわただしく過ぎていた。
        仕事をうんと減らして、ようやく、桜を見る時間が取れるようになった。

        綺麗だなと思いながら、ゆっくり見る時間はなかった。
        だから、名木と言われる桜は見たことがなかった。

        やはり古木は素晴らしい。
        時を刻んだその姿に人生を重ねて見ることができる。
        束の間、すべてを忘れてその美しさに見とれた。
        【2017/04/10 23:06】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
        厭な時代、厭な空気
        ≪厭な時代、厭な空気≫

        森友学園の問題は結局、籠池氏の尻尾切りで収束しそうだ。
        豊洲の件で人気を博した小池知事だが百条委員会も不発に終わり尻つぼみ。
        権力は必ず腐敗する…と言うのは誰の言葉でしたっけ?
        原発はことごとく再稼働の司法判断が出て・・・。
        日本のマスコミ、司法・・・皆ことごとく権力にすり寄っていく。
        籠池氏が堂々と喚問に応じて、思惑が外れると
        この問題を取り上げる報道は激減した。
        何故?
        権力の意向を「忖度」してのことだろう。

        いずれの問題も世論調査では徹底究明を求める声が多いのだが、
        その声をまともに取り上げるマスコミは無いのだ。

        私は今の時代は石川啄木の時代に似ている気がする。
        啄木も「時代の閉塞感」を強く嘆いていた。
        とても厭な時代、とても厭な空気を感じて胸が苦しい。



        【2017/04/01 00:53】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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