ある弁論大会を聴いて
        ≪ある弁論大会を聴いて≫

        ある盲学校の弁論大会を聴く機会を得た。
        数年前にも聞いたことはあったが
        弁士は7名で、皆、弱視だったり、全盲だったりして
        何らかの視覚障害を持っている、中、高校生だった。

        共通しているのは、視覚障害を持っているがために
        ほとんど、いじめられた経験を持つ者だということ、
        また、その障害からくる、生活上の不便さなどを
        さまざまな場面で、直面していると言うことである。

        スピーチの内容は、街中の不便さを解消してほしいと言った願いや
        具体的な例をあげるなら、
        メラニン色素の欠損によりアルビノと言う目の障害が生じる少女。
        この少女などはメラニン色素がないがため、ため息が出るほど
        白い美しい肌をしているのだが、髪も白い。

        そこで、これまで様々ないじめにあってきたらしい。
        「外人」呼ばわりされるとか、「触ると色が抜けちゃう!吸い取られる!」といった具合。


        光



        透き通るような美しい肌も、みんなと違うということで、
        いじめの対象になるのだ。
        アルビノの人はアフリカなどでは殺害されたりしているということがあるようで
        「色が違うだけで、どうしてそこまでされるのか?」と
        女子中学生の悲痛な訴えだった。
        聴いているこどもたち、その他の聴衆にも、その訴えはすごく共感されていた。

        また、高校生ともなると、そうした差別的な経験を多く積んで
        それを乗り越えようとするスピーチがあった。
        視覚障害者と健常者の間を橋渡しして、理解を広げ、溝を埋めていきたいと言った内容。
        とても素直で、真っ直ぐだ!

        弁士になることを自ら進んでやろうと言う者はいなかったということであるが
        終了後は、訴えたいことをよくまとめて、落ち着いてスピーチできたことは
        すごい達成感があったようで、
        「楽しかった!聴いてるだけより、ずっと面白かった!」口々に話していた。

        ひねくれたところのない、真っ直ぐな心に接して、
        爽やかな風が吹くように感じられたのだった。

        *お知らせ*

        最近ガーデニングの記事をほとんどUPしていないので

        〈楽苦楽苦 自分流〉

        というサブタイトルを掲げることとしました。
        ご了承ください。







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        【2014/06/05 17:27】 | 映画 絵画 音楽 TV など | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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